迷惑メールフィルター〜学習型〜
今や驚嘆するほど非常に手が込んできているのが迷惑メールです。
これに網をかけて(フィルターをかけて)迷惑なメールを選別しようというのが迷惑メールフィルターです。
このメールフィルターには2つの種類があり「ルール型」と「学習型」と言います。
ユーザーがフィルタリングするための判断するルールを設定してそれにひっかかったメールと普通のメールを振り分けてくれるのが「ルール型」です。
「学習型」はいままでの迷惑メールを解析して、その特徴を学習して振り分けてくれるわけです。
ルール型のものだと一つ一つユーザーがルールを決める労力がかかるのと、毎日巧複雑化している迷惑メールに対して完璧に対応するのは困難なことから、学習型フィルターを取り入れることを考えるべきでしょう。
学習型フィルターを使った場合、始めのうちは振り分け能力は期待ほどではないかもしれません。
その名前通り、学習しながら力を発揮していくので、使い始めのうちは学ぶ材料があまりないためまともなメールを迷惑なメールと判定して迷惑メールフォルダに振り分けてしまうこともあります。
ですが、学習していって迷惑なメールを解析しその特徴を把握するにつれてフィルタリングの機能も高くなっていきます。
ユーザーの労力が必要ないまま、その能力が成長していく点がメリットと言えるでしょう。
OEは使っている者がたくさんいる無料のメールソフトですが、「ルール型フィルター」の働きしかしません。
なので、メールソフトを違うものにするか、またはルール型を設定して補助的に使用しながら、学習型フィルターの対策ソフトを取り入れてもいいでしょう。
しかし、迷惑メールについてぜったい完璧な対策は腹立たしいですが無いのが実情ではあります。